12/14 防衛省闘争


安保3文書改定ー大軍拡予算 粉砕!
改憲・戦争の岸田倒せ!
12/14 防衛省闘争

 米政権は自らの世界支配を、軍事力を総動員して「再建」するために中国への侵略戦争を構えています。その中でウクライナ戦争が核戦争危機をはらんで激化しています。岸田政権は、安保3文書改定と大軍拡予算で戦争国家として登場しようとしているのです。今こそ自国政府打倒と国際連帯を貫く反戦闘争を!

12月14日(水)18時00分
JR市ヶ谷駅前(外濠公園)集合
⇒防衛省へデモ (18時20分出発)
⇒デモ終了後、防衛省正門前で申し入れ・抗議行動

主催:改憲・戦争阻止!大行進 東京



戦争国家への大転換狙う安保3文書改定

防衛力強化へ向けた「有識者会議」報告書の要点

●敵基地攻撃能力(「反撃能力」)
 →今後5年で十分なミサイル装備
●「継戦能力」の拡充
 →弾薬の備蓄の確保
 →自衛隊に常設統合司令部を設置
●予算枠組み-「総合防衛費」
 →科学技術研究、公共インフラ、海保などの防衛予算への一体化
●公共インフラの整備・機能強化、軍事使用
●海自と海上保安庁の連携

 「国力としての防衛力を総合的に考える有識者会議」が11月22日、わずか4回の会合で「5年以内の防衛力の抜本的強化」を明記した報告書を出しました。実際に戦争を遂行するために何が必要かという観点から、敵基地攻撃能力保有や継戦能力、公共インフラの軍事使用などが提言されたのです(左表)。これを受けて岸田政権は12月、国家安全保障戦略など安保3文書改定の閣議決定を狙っています。3文書改定は、中国侵略戦争を米軍との共同作戦として展開するために米国家戦略との一体化を図り、「専守防衛」の建前は完全に投げ捨て、社会のすべてを「戦争」「安保」の論理で動員するものであり、戦争国家への大転換を狙うものです。長射程ミサイル1千発以上配備、米軍巡航ミサイル「トマホーク」購入も計画されています。3文書改定、防衛費2倍化への大軍拡予算粉砕は歴史的決戦です。

大軍事演習弾劾! 米日の対中国侵略戦争阻止!

 この間、自衛隊・米軍は、中国侵略戦争へ向けた大規模な軍事演習を繰り返しています。11月に行われた『キーン・ソード23』(右図)では、沖縄-南西諸島を中心に、「離島奪還作戦」や砲撃・射爆撃訓練とともに、民間港湾・空港での自衛隊車両の輸送を「展開訓練」として行い、与那国島では陸自戦闘車両が砲身を突き出して公道を走行しました。安保3文書改定を前提に、南西諸島を丸ごと攻撃拠点にたたき込む軍事作戦そのものの実戦訓練が行われたのです。許せない!
 政権崩壊寸前の岸田は、必死に排外主義・国家主義を煽って改憲・戦争に突き進んでいます。戦時下の大インフレ-物価高、貧困拡大の中、一握りの支配者の利益のために「国民全体の負担」(有識者会議)で防衛費を拡大し、戦争準備を進めているのです(すでにミャンマー国軍の虐殺を支え実際に戦争を始めている)。今こそ岸田を倒そう。安保3文書-大軍拡予算粉砕へ、防衛省、官邸・国会に怒りのデモを!

三里塚 市東さん の農地強奪許すな!
強制執行を絶対に阻止しよう!

 国家権力、成田空港会社が、市東孝雄さんの農地を強奪する強制執行に踏み込もうとしています。1971年の大木よねさんへの強制代執行以来の暴挙です。岸田政権が進める安保3文書改定での、有事に対応した公共インフラの整備・機能拡張、軍事使用の攻撃と完全に一つの、成田の軍事空港化のための強制徴発です。そして「農地死守・実力闘争」を貫いてきた「反戦の砦」=三里塚闘争を国家暴力でつぶすことが狙いです。全国から怒りの声を巻き起こし、強制執行を絶対に阻もう!

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