2023年3月14日火曜日

多摩連帯ユニオン 労働相談


あなたの悩みはみんなの悩み。
あなたの働き方、ムリしてませんか。理不尽な目にあっていませんか。
  職場でのトラブルや悩み、まずは多摩連帯ユニオンにご相談を。

労 働 相 談

パワハラ セクハラ マタハラ
長時間労働 うつ・精神疾患 コロナ感染対策
労災 傷病手当金
残業代・賃金未払い 勤務時間の削減
解雇・退職強要 有期雇用の 雇止め
無期転換ルール逃れの更新拒否


多摩連帯ユニオン

相談内容など個人の秘密は厳守いたしますのでご安心ください。
職業・職種・国籍を問わず1人でも2人からでも加入できる労働組合です。




物価高・低賃金・戦争 - 軍事費2倍化にNO!
すべての職場にたたかう労働組合を


 ウクライナ戦争の開戦から1年。戦争と物価高が世界を覆う中、私たち労働者の賃金は今なお低い水準のまま。日々の生活は本当に苦しくなる一方です。「このままでは生活がままならない!」――現場労働者の誰もが、声をあげずにはいられない、たたかわずには生きていけない時代がきています。

●アマゾンの1万8000人削減など大量解雇の拡がり

 アメリカでは、IT大手のアマゾンが今年1月に従業員1万8000人の大量解雇を発表したことをはじめ、大企業・大銀行が次々と大量解雇を打ちだしています。資本家連中は、「想定外の業績悪化」=自分たちの経営失敗のツケの一切を現場労働者に押し付けて、延命を図ろうとしています。
 日本でも、2022年の全国企業倒産(負債総額1,000万円以上)は6428件(前年比6.6%増)、負債総額は前年比
2倍の約 2 兆3314億円(同 102.6%増)にも上っています。そうした中、契約社員・派遣社員・パートなど非正規労働者の解雇・雇止め、勤務時間の削減、賃金カットなど「会社のやりたい放題」が、多くの職場で横行し始めています。
 この時に至って、現場に何の闘う方針もおろさず、政府・自民党や経団連などの「応援団」に成り果てている「連合」は、もはや「労働者の味方」「労働組合」とは言えません。

●生きていくために、労働組合を作って職場を変えよう!

 また岸田政権は、「防衛費倍増(5年で総額48兆円)」「敵基地攻撃能力保有」「核共有(核武装)」そして憲法改悪へと突き進んでいます。それは決して労働者民衆の命や生活を守るものではありません。戦争を阻止し、戦争をない世界を作り出せるのは、国境を越えた労働者の団結した力だけです。
 世界では労働組合が戦争反対と大幅賃上げを掲げストライキに立ち上がっています。日本でも、私たち労働者が生きていくために、団結して、職場に闘う労働組合を作っていこう!


▲「賃上げ要求のストライキや団体交渉への弾圧をやめろ!」―2月18日、2018年以来の全日建運輸連帯労組関西地区生コン支部への弾圧に抗議する集会、デモなどが大阪、東京など全国7カ所で取り組まれた(写真は杉並区阿佐ヶ谷で行われたデモ行進)。

▲改憲・戦争阻止!大行進が主催する「ウクライナ戦争 今すぐやめろ!2・23全国反戦集会」(東京・芝公園)に多摩連帯ユニオンからも多くの仲間が参加。全国の労働者・学生とともに右翼の妨害をはねのけ、「戦争反対・岸田打倒」の声を都心に轟かせた。
  多摩連帯ユニオン 各分会・現場組合員の取り組み(一部)

自治体

Aさんは、B市の公民館に会計年度職員として採用されるも、初日からワンオペでの窓口業務や時間前残業を強いられ、病休に。Aさんは、多摩連帯ユニオンに加入、8市に是正を求めたことに対し、B市はAさんを懲戒解雇処分に。現在、処分撤回を求めて争議中。

病院

Cさんは、D病院の正規看護師として働いていたが、夜勤の回数を職員平等に配置するよう病棟長に求めたところ、逆にD病院はCさんを夜勤シフトから完全排除する暴挙に。Cさんは多摩連帯ユニオンD病院分会に相談し、分会としてD病院に是正を求めて争議中。

 介護施設

E社が経営する高齢者介護施設で働くFさんは、10年前、ストライキに立ち上がり一人夜勤の導入を阻止。E社は、Fさんを介護業務から外すなどの不当労働行為を続けてきたが、昨年末の団体交渉を経て不当な仕事外しを撤回させ、原職復帰を確約させた。

 民間


G社に勤務するHさんは、大勢の社員の前で叱責されるなど支店長のパワハラが原因で病休に。H さんは、このままでは退職に追い込まれるとの危機感から多摩連帯ユニオンに加入、公正な事実調査の実施などを求めるも、G社は拒否、団交再開から逃げ回っている。

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2023年2月3日金曜日

ウクライナ開戦1周年 2・23全国反戦集会
2・24国会抗議行動


ウクライナ戦争ただちにやめろ!

 開戦から1年になるウクライナ戦争が、さらに激化・拡大しています。何よりも「欧米各国が『第3次世界大戦』(バイデン米大統領)への懸念から自重してきた欧米製戦車の供与」(1月19日付読売新聞)に踏み込み始めたのです。英国に続き、米国が主力戦車「エイブラムス」31両、ドイツが「世界最強戦車」と呼ばれる「レオパルト2」の供与を決定しました。NATO各国からの供与で戦車300両以上、そして戦闘機も送り込まれ、恐るべき全面的な地上戦が準備されているのです。
 戦争の最大の元凶は、NATO東方拡大と数年がかりの準備で戦争を引き起こしてきた米国です。米政権はいま破産・崩壊する自らの世界支配の維持・再建をかけて「中国を打ち負かし、ロシアを抑えつける」(米国家安全保障戦略)戦争として、大量の武器供与でウクライナを地獄の戦場にたたき込みながら「ロシアの弱体化」を狙う戦争を徹底的に激化・拡大させているのです。「ウクライナ戦争をただちにやめろ! 米NATOとプーチン・ロシアはウクライナからただちに手を引け!」と訴え、巨大な反戦闘争に立ちあがろう。
 この中で岸田政権は、これまで防弾チョッキなどに限定していた制限を取っ払って、ミサイルなど殺傷能力のある攻撃兵器の提供にも手を染めようとしています。G7議長国として広島サミット開催を狙う岸田は、ウクライナ戦争の主導的推進国として登場しようとしているのです。自国政府打倒と国際連帯を貫く、日本の労働者人民の闘いが決定的です。

戦争国会を怒りで包囲・粉砕する反戦闘争を!

 2・23-24の闘いは、米日の中国侵略戦争突入を阻止する歴史的決戦です。23日のデモから、24日戦争予算粉砕の国会闘争に攻め上ろう。
 昨年12月に戦争国家への全面転換を狙う安保3文書を閣議決定した岸田は、施政方針演説の第1番目に「防衛力の抜本的強化」を掲げました。「反撃能力」(=相手国の基地・中枢・指揮系統への攻撃能力)に基づく1千kmから3千kmに及ぶ長射程ミサイルの配備、南西諸島の軍事要塞化、空港・港湾をはじめ全社会を戦争に動員する計画が次々に出されてきています。
 右記事(『中国と長期戦想定』)の防衛研究所報告書や米CSIS報告書など、「台湾有事」に米日が全面参戦するシナリオ、そのために日本全土の軍事態勢を構築する提言が公然と出てきています。南西諸島(さらに日本全土)を戦場にしながら、中国本土を全面攻撃する恐るべき戦争が準備されているのです。それを具体的に推進するための戦後史上最大の防衛費=軍事予算です。戦争突入予算を絶対に阻止しよう。戦争国会を粉砕し、岸田を打倒する大闘争をたたきつけよう。

2023年1月17日火曜日

1・23通常国会開会日闘争


大軍拡予算案粉砕!
改憲・戦争の岸田倒せ!
 1・23通常国会開会日闘争

 安保3文書に基づき、23年度予算案として過去最大の6兆8千億円(前年度比26%増!)もの「防衛費」が今通常国会に提出されます。しかも、新設する「防衛力強化資金」への繰入金3兆4千億円を含めると10兆2千億円にも達します。戦後史を画する大軍拡、中国侵略戦争へ向けた戦争予算を絶対に阻止しなければなりません。岸田政権と戦争国会に怒りの声をたたきつけよう!

中国侵略戦争のための大軍拡予算粉砕しよう!

 岸田政権は昨年12月に「国家安全保障戦略」など安保3文書の閣議決定を強行しました。中国について「これまでにない最大の戦略的挑戦」と規定し、「5年で43兆円の防衛費」「防衛力の抜本的強化」を謳い、対中国を前面に掲げた歴史を画する大軍拡に突き進むことを宣言したのです。国家・社会のあり方を戦争遂行体制へと全面的に転換するものです。この安保3文書を具体化する大軍拡・戦争予算案が今通常国会に提出されます。絶対に阻止しよう。
 特に「反撃能力」と称する相手国領域内の基地および中枢・指揮系統への攻撃能力の保有の明記は、憲法9条や「専守防衛」の建前を公然と投げ捨てるものです。左表のように3千km級の極超音速兵器の開発にまで踏み込もうとしています。
 同時に、沖縄の陸自第15旅団の「師団」への格上げ、全国の陸自部隊すべての南西地域への「機動展開」、与那国基地への陸自ミサイル部隊の新たな計画、弾薬庫の増設や米軍弾薬庫の共同使用、港湾・空港などの米軍も含めた軍事使用など、沖縄-南西諸島を対中国侵略戦争の最前線の軍事要塞にする計画が次々と出されてきています。すでに前倒しで南西諸島の戦場化を想定した米軍・自衛隊の共同訓練も繰り返されています。絶対に許せない。

戦争国会を怒りで包囲・粉砕する反戦闘争を!


 今通常国会は、世界戦争への道か、それを阻止するのかをかけた歴史的決戦です。中国侵略戦争は、戦後の基軸国・米国の世界支配の維持をかけた戦争であり、危機を深める岸田政権と資本主義的支配の延命をかけた戦争です。「自衛」や「抑止」などというのは侵略戦争のための常套句です。しかも、戦時下の大インフレ-物価高、貧困拡大の中、医療・福祉は破壊しながら、一握りの支配者の利益のために戦争予算は拡大する。ふざけるな! こんな支配体制そのものを打ち倒そう。
 労働者人民自身の闘い、自国政府打倒と国際連帯こそ展望です。大軍拡・戦争予算国会を労働者学生の怒りで包囲し、実力で粉砕する闘いをつくり出そう。

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2023年1月1日日曜日

1・13新宿反戦デモ【加筆】



岸田訪米-日米首脳会談許すな!
1・13新宿反戦デモ

 1月13日、岸田が訪米して日米首脳会談が開催されようとしています。閣議決定した新たな安保3文書に基づいて、対中国侵略戦争の日米共同作戦計画をより一層具体化させるための戦争会議です。この首脳会談(と日米2プラス2)をもって、通常国会で6兆8千億円もの大軍拡・戦争予算を押し通そうとしているのです。絶対に許さない! 戦争予算国会粉砕、岸田打倒の怒りのデモに立とう!


●1月13日(金)
 18時30分 新宿アルタ前集合
 19時    新宿反戦デモ


主催:改憲・戦争阻止!大行進 東京




中国侵略戦争のための大軍拡予算粉砕しよう!


 岸田政権は昨年12月に「国家安全保障戦略」など安保3文書の閣議決定を強行しました。中国について「これまでにない最大の戦略的挑戦」と規定し、「5年で43兆円の防衛費」「防衛力の抜本的強化」を謳い、対中国を前面に掲げた歴史を画する大軍拡に突き進むことを宣言したのです。国家・社会のあり方を戦争遂行体制へと全面的に転換するものです。この安保3文書を具体化する大軍拡・戦争予算案が今通常国会に提出されます。絶対に阻止しよう。
 特に「反撃能力」と称する相手国領域内の基地および中枢・指揮系統への攻撃能力の保有の明記は、憲法9条や「専守防衛」の建前を公然と投げ捨てるものです。左表のように3千km級の極超音速兵器の開発にまで踏み込もうとしています。
 同時に、沖縄の陸自第15旅団の「師団」への格上げ、全国の陸自部隊すべての南西地域への「機動展開」、与那国基地への陸自ミサイル部隊の新たな計画、弾薬庫の増設や米軍弾薬庫の共同使用、港湾・空港などの米軍も含めた軍事使用など、沖縄-南西諸島を対中国侵略戦争の最前線の軍事要塞にする計画が次々と出されてきています。すでに前倒しで南西諸島の戦場化を想定した米軍・自衛隊の共同訓練も繰り返されています。絶対に許せない。

戦争国会を怒りで包囲・粉砕する反戦闘争を!


 今通常国会は、世界戦争への道か、それを阻止するのかをかけた歴史的決戦です。中国侵略戦争は、戦後の基軸国・米国の世界支配の維持をかけた戦争であり、危機を深める岸田政権と資本主義的支配の延命をかけた戦争です。「自衛」や「抑止」などというのは侵略戦争のための常套句です。しかも、戦時下の大インフレ-物価高、貧困拡大の中、医療・福祉は破壊しながら、一握りの支配者の利益のために戦争予算は拡大する。ふざけるな! こんな支配体制そのものを打ち倒そう。
 労働者人民自身の闘い、自国政府打倒と国際連帯こそ展望です。大軍拡・戦争予算国会を労働者学生の怒りで包囲し、実力で粉砕する闘いをつくり出そう。1・13新宿反戦デモから国会闘争へ!

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2022年12月29日木曜日

2022年12月13日火曜日

12・16国会前抗議行動


安保3文書改定 閣議決定許すな!
12・16国会前抗議行動


 12月16日(金)、安保3文書改定の閣議決定が行われようとしています。
 敵基地攻撃能力(「反撃能力」)保有をはじめ、米軍とともに中国侵略戦争を実際に遂行する国家戦略・国家体制への歴史的転換であり、国家・社会のすべてを戦争優先へと転換することを狙うものです。絶対に許すことはできません。
 12月16日朝、閣議決定に対して怒りの声をたたきつけよう。
 ※衆議院第2議員会館前から、官邸に向けて抗議行動を行います。

2022年11月29日火曜日

12/14 防衛省闘争


安保3文書改定ー大軍拡予算 粉砕!
改憲・戦争の岸田倒せ!
12/14 防衛省闘争

 米政権は自らの世界支配を、軍事力を総動員して「再建」するために中国への侵略戦争を構えています。その中でウクライナ戦争が核戦争危機をはらんで激化しています。岸田政権は、安保3文書改定と大軍拡予算で戦争国家として登場しようとしているのです。今こそ自国政府打倒と国際連帯を貫く反戦闘争を!

12月14日(水)18時00分
JR市ヶ谷駅前(外濠公園)集合
⇒防衛省へデモ (18時20分出発)
⇒デモ終了後、防衛省正門前で申し入れ・抗議行動

主催:改憲・戦争阻止!大行進 東京



戦争国家への大転換狙う安保3文書改定

防衛力強化へ向けた「有識者会議」報告書の要点

●敵基地攻撃能力(「反撃能力」)
 →今後5年で十分なミサイル装備
●「継戦能力」の拡充
 →弾薬の備蓄の確保
 →自衛隊に常設統合司令部を設置
●予算枠組み-「総合防衛費」
 →科学技術研究、公共インフラ、海保などの防衛予算への一体化
●公共インフラの整備・機能強化、軍事使用
●海自と海上保安庁の連携

 「国力としての防衛力を総合的に考える有識者会議」が11月22日、わずか4回の会合で「5年以内の防衛力の抜本的強化」を明記した報告書を出しました。実際に戦争を遂行するために何が必要かという観点から、敵基地攻撃能力保有や継戦能力、公共インフラの軍事使用などが提言されたのです(左表)。これを受けて岸田政権は12月、国家安全保障戦略など安保3文書改定の閣議決定を狙っています。3文書改定は、中国侵略戦争を米軍との共同作戦として展開するために米国家戦略との一体化を図り、「専守防衛」の建前は完全に投げ捨て、社会のすべてを「戦争」「安保」の論理で動員するものであり、戦争国家への大転換を狙うものです。長射程ミサイル1千発以上配備、米軍巡航ミサイル「トマホーク」購入も計画されています。3文書改定、防衛費2倍化への大軍拡予算粉砕は歴史的決戦です。

大軍事演習弾劾! 米日の対中国侵略戦争阻止!

 この間、自衛隊・米軍は、中国侵略戦争へ向けた大規模な軍事演習を繰り返しています。11月に行われた『キーン・ソード23』(右図)では、沖縄-南西諸島を中心に、「離島奪還作戦」や砲撃・射爆撃訓練とともに、民間港湾・空港での自衛隊車両の輸送を「展開訓練」として行い、与那国島では陸自戦闘車両が砲身を突き出して公道を走行しました。安保3文書改定を前提に、南西諸島を丸ごと攻撃拠点にたたき込む軍事作戦そのものの実戦訓練が行われたのです。許せない!
 政権崩壊寸前の岸田は、必死に排外主義・国家主義を煽って改憲・戦争に突き進んでいます。戦時下の大インフレ-物価高、貧困拡大の中、一握りの支配者の利益のために「国民全体の負担」(有識者会議)で防衛費を拡大し、戦争準備を進めているのです(すでにミャンマー国軍の虐殺を支え実際に戦争を始めている)。今こそ岸田を倒そう。安保3文書-大軍拡予算粉砕へ、防衛省、官邸・国会に怒りのデモを!

三里塚 市東さん の農地強奪許すな!
強制執行を絶対に阻止しよう!

 国家権力、成田空港会社が、市東孝雄さんの農地を強奪する強制執行に踏み込もうとしています。1971年の大木よねさんへの強制代執行以来の暴挙です。岸田政権が進める安保3文書改定での、有事に対応した公共インフラの整備・機能拡張、軍事使用の攻撃と完全に一つの、成田の軍事空港化のための強制徴発です。そして「農地死守・実力闘争」を貫いてきた「反戦の砦」=三里塚闘争を国家暴力でつぶすことが狙いです。全国から怒りの声を巻き起こし、強制執行を絶対に阻もう!

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2022年11月21日月曜日

東京商工リサーチ分会サイト開設

 新しいページを追加しました。「東京商工リサーチ分会NEWS」のページです。
 ↓↓↓↓
https://tsr-local.blogspot.com/

以下に最初のニュースを転載します。



法律無視!
悪質なパワハラを無視していいのか!

 (株)東京商工リサーチ立川支店勤務のAさんは、立川支店で働き続けたいと望んでいたにもかかわらず、2022年4月16日から、異動せざるをえませんでした。その理由は、日常的に行われていた立川支店長によるパワハラです。
 立川支店では、「お前の人生は終わりだ」「辞表を今すぐ書け」「お前の頭はおかしい」と大声で怒鳴る、ミスをしたら始末書をすぐに書かせて、懲戒処分にするなどの暴言を吐くなど、支店長のパワハラが日常的に行われ、Aさんは長時間労働を行いビクビクしながら仕事をしていました。
 さらに、3月には、立川支店長は、応接室の机を叩くなどの暴挙に出て、「あなたは犯罪者だ、今すぐ辞表を書け」と暴言を吐き、心神喪失に陥ったAさんは、不眠症や適応障害の症状が出始めるなどの多大なる精神的な苦痛を負いました。Aさんは仕事を続けたいと望んでいましたが、今の職場に居たら、支店長からの暴言や暴挙が続き、退職強要を執拗に要求されるのではと不安に感じ、労働組合に相談して、支店長からの退職強要を阻止しました。しかし、阻止した後もその報復で「お前を懲戒処分にする証拠を(部下に)収集させている」などと脅迫を続けてきました。
 他の社員の間からも非常識な暴言を吐かれた。不眠症になった。始末書、業務指導書を何度も書かされてなどの声が聞かれ、支店内の退職者は支店長が就任後に8人にのぼり、泣き寝入りをしています。
 厚木支店に異動後も「評価を0点にする」「出処進退どうするんだ?」「事件起こした人間にはお客を一切任せない」「言うことが意味不明なんだよ」などと暴言を吐かれ、達成不可能なノルマを課されて、差別的な対応を受け続け、適応障害の診断を病院で受けてしまいました。

 しかし、(株)東京商工リサーチ田中現・取締役兼管理本部長と顧問弁護士の横山雅文氏(表参道法律事務所)は「パワハラは一切なかった」、「私情が多いから対応出来ない」「受け取り方の問題だ」とパワハラがあったことは認めず、事実を隠そうとしています。
 支店長の行為も本社の対応も明らかに違法です。これ以上パワハラの犠牲者を出さないため、責任を追及していく必要があります。


東京商工リサーチは事実をしっかり受け止め、向き合え!

 Aさんは、支店長から受けた不当な扱いと、それを見逃してきた会社に、Aさんが受けた精神的な苦痛について謝罪させるまで頑張ると決意。7月28日、不法行為に対する謝罪を求めて、会社に団交を申し込みました。
 現在、労働組合で会社に対して事実確認を進めていますが、支店長も東京商工リサーチもパワハラの事実を否定しています。
 ご近所のみなさんのご理解・ご支援をお願いします。

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2022年11月9日水曜日

11・19新宿反戦デモ


ウクライナ戦争ただちにやめろ!
11・19新宿反戦デモ

中国侵略戦争準備の大軍拡許すな!
改憲・戦争の岸田倒せ!


●11月19日(土)
15時30分 新宿アルタ前 アピール行動
16時30分 新宿反戦デモ


 ウクライナ戦争が核戦争危機を激化させ、岸田政権は中国侵略戦争へ向けた防衛費2倍化=大軍拡予算を狙っています。歴史の分岐点です。「米NATOもロシアもウクライナ戦争ただちにやめろ」「米日の中国侵略戦争阻止」「改憲・戦争の岸田倒せ」の反戦デモに今こそ立とう!

主催:改憲・戦争阻止!大行進 東京



国際反戦闘争でウクライナ戦争とめよう!


 ウクライナ戦争が核戦争として激化しています。10月にはNATO、ロシア双方が核軍事演習を実施しました。今こそウクライナ戦争を終わらせるために声をあげよう。戦争を止める力は、自国政府打倒と国際連帯を貫く反戦闘争です。
 戦争の最大の元凶は、世界最大の軍事力・核兵器を持ち、世界中で戦争し続けてきたアメリカです。バイデン政権は、経済的・政治的危機を深める中で、自らの世界支配を維持するために「中国を打ち負かし、ロシアを押さえこむ」(米国家安全保障戦略)と公言し、中国への侵略戦争を構えています。そこからロシアの弱体化を狙い、大量の武器を送り続け(軍事支援総額は2兆6千億円超!)、ウクライナ戦争を激化・長期化させているのです。
 岸田政権も、日米安保の戦争同盟への強化と改憲・大軍拡に突き進み、とりわけ米国とともに中国侵略戦争を推進しようとしています。世界の労働者たちとともに、日本の地から、ウクライナ戦争、中国侵略戦争阻止の巨大な反戦闘争に立とう!

安保3文書改定-大軍拡予算阻止の大闘争を!


 岸田政権は「防衛費2倍化」を掲げ、12月には国家安全保障戦略など安保3文書を改定し、米国とともに中国侵略戦争を遂行するための国家戦略への大転換を狙っています。「専守防衛」の建前は完全に取っ払い、「敵基地攻撃能力保有」明記と軍事予算の青天井化を図り、すでに中国本土に届く長射程ミサイル1000発配備、米軍の巡航ミサイル「トマホーク」(中東を惨禍にたたきこんで来た攻撃兵器)の購入などの計画を進めています。南西諸島にはミサイル部隊を配備して軍事拠点化するとともに、対中国の作戦計画に基づく米軍・自衛隊による実戦訓練も繰り返しています。
 戦時下の大インフレ-物価高、貧困拡大の中、医療・福祉は破壊しながら、一握りの支配者の利益のために戦争予算は拡大する。ふざけるな! 多くの人たちが行動に立った9月国葬反対闘争の地平を引き継ぎ、12月の安保3文書改定、来年度大軍拡予算を阻止する大決戦をつくり出し、岸田政権を倒そう!


自衛隊・米軍が南西諸島で大規模軍事演習 (11月)

 南西諸島を中心に11月10~19日、自衛隊2万6千人、米軍1万人を動員した大規模な日米共同統合演習『キーン・ソード23』が実施される。米海兵隊の対中国作戦「遠征前進基地作戦(EABO)」に基づいて、陸自の地対艦ミサイルと米軍のロケット砲「ハイマース」の展開訓練、日米オスプレイの共同訓練、実弾射撃訓練を実施。さらに民間の中城湾港を使用した部隊・装備の輸送、与那国町では陸自の最新鋭の戦闘車両MCV(左写真)が公道を走行する。南西諸島を丸ごと軍事拠点にしながら中国への侵略戦争を狙う恐るべき実戦訓練だ。

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2022年10月17日月曜日

星野文昭絵画展


沖縄闘争を闘い、獄中44年後、
獄死した星野文昭さんは無実です。
11・14渋谷闘争を闘った大坂正明さんも無実です。
今すぐ取り戻そう。


星野文昭絵画展

八王子中央図書館・地下展示室
(八王子市千人町3丁目3−6 JR西八王子駅北口より徒歩3分)
入場無料
11 月 9 日 (水)~ 13 日(日) 10時~18時
詩の朗読会も開催 ●11月11日(金)午後2時~


文昭さんの絵と暁子さんの詩
絵画展の絵は、差し入れの写真集などをヒントに文昭さんが水彩画を描き、おつれあいの暁子さんの面会のたびに渡していたものです。暁子さんはその絵に詩をつけています。
絵画展では、絵と詩をあわせて展示しています。

*八王子原爆資料館からの展示
*沖縄を再び戦場にするな!反戦反基地写真パネル展示
*協賛出品 近藤あき子氏(裏面参照)

主催 三多摩星野文昭絵画展実行委員会




星野文昭さんの闘いと生涯


1946. 4.27 北海道札幌市で生まれる。
1966. 4月 高崎経済大学に入学。
1971.11.14 渋谷闘争を闘う。
1975. 8. 6 「殺人罪」で不当逮捕。
1986. 9.17 暁子さん(写真右)と獄中結婚。
1987. 7.17 無期懲役刑確定。
1996. 4.17 第1次再審請求。
2009.11.27 第2次再審請求。
2012. 2. 5 徳島刑務所包囲デモ。
2017. 7月 更生保護委員会闘争を開始。
2018. 8.22 激しい腹痛で倒れる。
2019. 3. 1 肝臓がん発見を告知せず。
2019. 4.18 医療センター(東京・昭島)に移送。
2019. 5.28 肝臓がん切除手術。術後放置。
2019. 5.30 死亡(享年73歳)。
2020. 2.21 遺族が国賠訴訟を申立。

沖縄基地撤去を求めた星野さん


 1971年11月14日、「基地のない沖縄」という沖縄の思いを裏切り、米軍基地を固定化するペテン的返還協定に反対して、渋谷で沖縄返還協定批准阻止闘争が闘われました。デモ隊と機動隊の衝突で機動隊員1名が死亡し、星野文昭さんはその実行犯として「殺人罪」をデッチあげられ、無期懲役とされました。星野さんは44年間、無実を訴え続けましたが、3年前の5月30日、獄中で亡くなりました。

星野さんの獄死は国家犯罪


 星野文昭さんの獄死の真相を解明し責任をとらせる国家賠償請求訴訟は、重要な段階を迎えています。とりわけ3人の医師の意見書は、被告・国の許しがたい主張を打ち破り、星野さんの獄死が殺人に等しい国家犯罪であることを明らかにしました。国賠訴訟は、劣悪な日本の刑務所医療のあり方を追及する闘いです。
 また、星野さんとともに渋谷闘争に参加した大坂正明さんは、同じく「殺人罪」デッチあげで逮捕され、丸5年、今も接見禁止のまま東京拘置所に勾留されています。戦争に反対する者への弾圧は許せません。

人間らしく生きられる社会を


 返還から50年。沖縄は基地がますます強化され、新たな戦争の最前線に立たされようとしています。
 アメリカは台湾への軍事介入を公言し、中国を標的とした核ミサイルの沖縄―日本全土への配備を狙っています。日本政府も「敵基地攻撃能力」の保有や防衛費2倍化を叫び、沖縄で辺野古新基地建設や自衛隊ミサイル部隊の配備を進めています。
「すべての人間が人間らしく生きられるよう、自分の生を貫きたい」―星野文昭さんが裁判で語った言葉です。ウクライナ戦争が第3次世界大戦の様相を帯び、アジアでも火を噴こうとしている今、星野さんの闘い、命をかけて貫いた信念や生き方に、絵画を通して触れていただければと思います。

文昭さんの絵画と暁子さんの詩を展示します


 文昭さんは獄中結婚した暁子さんのために水彩画を描き、贈り続けました。暁子さんはその絵に詩をつけています。今回は、世界の子どもたちを描いた絵を中心に、暁子さんの詩と一緒に展示します。
 また、賛助展示として、星野文昭さんとアメリカで警察官に殺されたジョージ・フロイドさんを描いた画家・近藤あき子さんの油絵と作品を展示します(右写真)。

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