根岸病院経営は、労働者と向き合い、対面団交に応じろ!

 「職場の会議は対面でやってる のに、どうして組合の団交だけ がリモートなんだ??」  すべての働く皆さん!多摩連帯ユニオン根岸病院分会は5月1日にストライキ闘争を闘いぬ きました!「大幅賃上げ2万円を勝ち取るぞ!」「看護師は足りない。大幅増員を勝ち取るぞ!」 「貧困な精神科医療の現実を変えよう!」「パレスチナの人々を殺すな!」を根岸病院経営に要 求しての怒りのストライキでした。ストライキ翌日には、病棟に行くと、患者さんから「昨日 はすごかった」「ご苦労さま」と激励の言葉をかけてもらいました。  経営が回答書で提示した 2000 円絶対許せません。昨年の 3800 円より賃下げなのです。なん で賃下げなんだ?医療労働者がいなければ、病院は1秒たりともまわらないのです。  労働者の皆さん、怒りの声を組合にさらに寄せてください。経営にメッセージを叩きつけて 大幅賃上げそして増員を勝ち取ろう。 ★対面での団交を拒否する経営を許すな!  組合のストライキの威力の前に経営は逃げ回っています。経営は団交開催に向けて条件をつ けています。リモートでしか団交は受けつけないと言い張っています。その理由が感染対策の ためと言います。冗談ではありません。昨年5月以降、院内の会議は対面で行っています。春 の集いでは、飲食を含めた交流が再開しています。  しかし、組合との団交はリモートでしか受けつけないというのです。感染の危険性と言うな らば、院内の会議もリモートでやるしかないはずです。しかし、院内ではやっていません。経 営がやっていることは、明確に団交拒否そのものです。組合はリモート団交など認めません。 当たり前の要求である対面での団交を要求します。  経営は再三の対面での団交要求を拒否し続けています。本日夕方に組合は経営に抗議申し入 れ行動を行います。皆さん、怒りのメッセージを組合に集中してください。 ★5・1新宿メーデーでの発言  皆さんお疲れさまです。多摩連帯ユニオン根岸病院の徳永と申します。  今日5月1日、私は自分の職場である府中市にある根岸病院で看護師として働いていますが、今日朝8時 半からストライキに突入しました。今日16時50分まで、最後まで貫徹してやり抜きたいと思います。

皆さん、本当に今回、多摩連帯ユニオン根岸病院分会としましては、24春闘ということで、賃上げ 2 万 円を要求して闘いを続けてきたわけですが、しかし根岸病院経営は回答を1ヵ月半以上も遅らせた上で、出 してきた回答がなんと2000円です。本当にもう許し難い。その回答を受けとった時に、私は「何だこの 額は。ふざけるんじゃない」ということで、声を荒げて言ったわけですが、そのとき対応した人間は私に対 して、「入院がどれだけ減ってるかわかってるのか」と、「2000円出すだけでも大変なんだ」というこ とを言ってきました。 ★金儲け、戦争のための医療を許さない。  皆さん、どう思いますか。病院という場は、儲けるような場所じゃないんです。患者が来たら全部それを 受け入れて、そして治療していく、そして退院させていく、それこそが病院のあり方です。入院患者が10 0人来たら賃金を上げるだとか、そんな話じゃないんですよ。皆さん、これが今の日本の医療のあり方です。 一切合切が金儲けのため、そしてさらにこれを今、戦争へと向かって医療労働者をこき使おうとしているん です。私はそれに対する、本当に今日は怒りのストライキということで打ち抜きました。 ★パレスチナの労働組合の呼びかけに応えて  そして今日もうひとつ、今回ストライキを打ったもうひとつの理由は、戦争絶対反対のストライキとして 打ち抜きました。今日5月1日、メーデーの日に、パレスチナの労働組合から、全世界でこのイスラエルの 蛮行に対して、ストライキでデモで闘ってほしいという呼びかけが発せられました。多摩連帯ユニオンにも 届きました。私は本当にこの、パレスチナの命をかけての闘いに連帯して、今日は絶対ストライキをやろう ということで打ち抜いたということです。  皆さん、本来だったら、本当にあのパレスチナの現状を見る中、ウクライナの現状を見る中、私たち自身 がパレスチナに行って、虐殺をやめろと、イスラエルはパレスチナから撤退しろということで、体を張って 闘うべき時ではないでしょうか。日本にいる労働組合・労働者が、体を張ってこの戦争反対、パレスチナの 人々を殺すな、この闘いをやり抜くことが本当に必要だと思います。  皆さん、今日は闘いの日です。そして全世界の労働者と、アメリカの学生、フランスの学生、この逮捕も 辞さず闘っている彼らと手を携えて、闘う日として皆さんやり抜きましょう。  今日は本当に僕もすがすがしい思いで、やり抜くことができました。門前で集会やったんですが、患者さ んも門前に来て、一緒にこぶしを挙げて、最後はやり抜きました。「どうだった?」ということで最後に終 わった時に声かけましたら、「戦争は嫌です」ということで明確に言っていました。本当に今日ストライキ、 そして門前で1時間にわたる集会をやって、最後は、もうここはやり抜こうということで、みんなで門前か ら中に突入しまして、玄関前に勢揃いして、「賃上げをやれ」「増員をやれ」「絶対に私たちは闘うぞ」と いうことで、最後やり抜くことができました。  闘いはこれからです。団体交渉もこれからあります。私たちは、多摩連帯ユニオンは、この今日のストラ イキの力を背景として、根岸病院資本に対して、大幅賃上げ、大幅増員を勝ち取るまで、闘い抜いていきた いと思います。皆さん、共に闘いましょう。

このブログの人気の投稿

第一交通武蔵野分会NEWS 第19号

三多摩労働組合交流センター・多摩連帯ユニオン・改憲戦争阻止大行進三多摩の合同旗開きが成功しました

多摩連帯ユニオン 労働相談