根岸病院分会のストライキ宣言(5月1日)

 本日ストライキ突入!

 
5・1ストライキ宣言
                 多摩連帯ユニオン根岸病院分会
 
 本日、5月1日、多摩連帯ユニオン根岸病院分会は春闘ストライキに突入する。根岸病院経営による「賃上げ2000円」なる超低額回答に対する怒りのストライキである。経営は労働者の大幅増員にも全く応じない。団交日時もいまだ設定されない。労働者が働かなければ、根岸病院は1秒たりともまわらない。労働者の生きていく為の当然の要求を軽視し続ける経営に対する正義のストライキである。続々と組合に青年労働者をはじめ怒りのメッセージが寄せられている。
 すべての労働者のみなさん!怒りの声を上げ、ストライキの力で大幅賃上げ、大幅増員を勝ち取ろう!多摩連帯ユニオン根岸病院分会に加入して共に闘おう!
 5月1日はたたかうメーデーの日である。全世界で労働者が闘う日である。150年以上前に労働者が資本家と血を流して闘い、8時間労働制を実力で勝ち取った、労働者の闘いの日である。
 いま岸田政権は戦後のあり方を全てひっくり返し戦争へのめり込んでいる。泥沼のウクライナ戦争に参戦し、パレスチナ・ガザでのイスラエル・米国による大虐殺に「自衛戦争」の名のもとに加担している。5月1日メーデーに際して、パレスチナ労働組合からイスラエルによる大虐殺に対して「ストライキとデモで闘う」ことが全世界の労働者に呼びかけられている。この呼びかけに応えて、戦争絶対反対で闘おう!米国では、コロンビア大学の学生たちがパレスチナ連帯を掲げて大量逮捕の大弾圧をのり越えて闘っている。グーグルの労働者は、「ガザのために世界を止めよう」と呼びかけて幹線道路を占拠して逮捕・解雇も辞さずに闘っている。
 4月10日、岸田首相は訪米し日米首脳会談で米軍と自衛隊の指揮権統一を進めることで合意し、中国を名指しで非難して、米日が一体となって中国・アジアに対する戦争へと突進している。第三次世界戦争ともいえる世界情勢に対して、「命を守る」医療労働者として、戦争絶対反対で今こそ闘おう。それは労働組合として特別の闘いである。
 労働者が生きていく為に賃上げ、増員を要求し闘うことと、殺すことも殺されることも拒否して戦争反対で闘うことはひとつである。
 たたかう労働組合を作りだすために多摩連帯ユニオン根岸病院分会は、本日メーデーストライキに立ち上がった。すべての仲間のみなさん、共にたたかおう!
                           2024年5月1日
 
 

このブログの人気の投稿

第一交通武蔵野分会NEWS 第19号

三多摩労働組合交流センター・多摩連帯ユニオン・改憲戦争阻止大行進三多摩の合同旗開きが成功しました

多摩連帯ユニオン 労働相談