12.6横田デモ


落下物事故を許さない
オスプレイいらない
基地を撤去しろ


横 田 デ モ

12月6日(日)14時 福生公園に集合
14時30分。デモ出発


呼びかけ: 改憲・戦争阻止!大行進 三多摩実行委員会

コロナ対策のため、マスク着用でご参加ください。



危険な落下物事故をくり返す米軍

 横田基地周辺で、深刻な落下物事故が相次いで起きています。
 6月16日、横田基地所属オスプレイの「サーチライトドーム」という小さな部品がなくなり、東京新聞が「落下事故か?」と報じました。
 7月2日にはキャンプ座間所属のUH60ヘリが横田基地でパラシュート降下訓練中にパラシュート落下事故。メインパラシュートが、基地東側約700メートル地点の住宅地内にある都有地や寺院に落下しました。同7日には再び、落下傘兵が、足に装備された足ひれ(フィン)をJR牛浜駅西側の住宅地内にある駐輪場横の道路に落下させました。
 他にもペットボトル落下、アンテナ脱落など、横田基地所属機による事故が起きています。
 人身にかかわる二次被害には至っていませんが、それがいつ起きてもおかしくない状況です。それなのに米軍は、事故を起こしても隠そうとしたり、原因がわかるまで訓練を中止するということもせず、平然と事故をくり返しています。
 沖縄では米軍ヘリの部品が保育園に落ち、お母さんたちが「保育園の上を飛ばすな」と闘っています。横田でも一緒に声をあげましょう。

コロナ感染や水質汚染も深刻

 米軍基地を通じたコロナ感染の拡大も、基地周辺の住民にとって脅威です。
 当初、基地内の感染状況を公表しなかった米軍は、地元住民や自治体が抗議した結果、ようやく基地ごとの感染者数を公表し始め、入国時のPCR検査も行うようになりました。しかし、感染者の属性や感染経路など感染予防に必要な情報は今も知らされていません。
 また、有機フッ素化合物(PFOS)を含む泡消火剤が米軍基地周辺の水質汚染を引き起こしている問題が、横田基地でも起きています。
 10月29日、府中市と国分寺市の住民を対象にNPOが実施した血液検査で、PFOSの血中濃度の平均値が府中市で全国平均の2倍超、国分寺市で1・5倍だったと報じられました。
 住民の健康と命をおびやかす基地は撤去以外にありません。

基地強化を許さず、基地撤去へ闘おう

 相次ぐ事故の背景にあるのは米中対立の激化にともなう訓練の激化、横田基地の強化です。
 横田基地の軍用機離発着回数は今年前半だけで8000回をこえました(2000年代最多)。他の基地から軍用機が来て訓練することも増えており、訓練全体が激化しています。
 横田基地所属オスプレイは10月26日、四国沖で始まった日米共同訓練で海上自衛隊の護衛艦「かが」と着艦訓練を行いました。また、無人偵察機=グローバルホークが横田基地に何カ月も居座り、半常駐化が進んでいます。横田基地はアメリカの対中戦略や日米軍事一体化、自衛隊の侵略軍隊化のもとで出撃拠点、軍事拠点に変わろうとしています。
 陸上自衛隊もオスプレイを導入し、木更津駐屯地への暫定配備を強行しました。地元では住民がオスプレイ配備反対で闘っています。
 オスプレイはいらない。戦争のための基地強化は許さない。沖縄や木更津の闘いと連帯し、今こそ基地撤去へ闘おう。

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