郵政非正規ユニオンNEWS92号 発行2019年5月5日
郵政非正規ユニオン・第7回定期大会開催
8年の激闘からさらなる団結拡大へ!
8年の激闘からさらなる団結拡大へ!
闘う労働組合(郵政非正規ユニオン) を
職場からつくりあげよう!
「非正規は哀れな存在ではない。社会変革の主体だ」と声高に齋藤裕介委員長が訴えました。
4月28日に東京・秋葉原で郵政非正規ユニオン第7回定期大会が熱気あふれる中で勝ち取られ、新たな闘いに進むことが決まりました。
大会は冒頭、東京労働組合交流センター山口弘宣代表、銀座局の全逓労働者部会の仲間などからの連帯挨拶があり、国鉄千葉動力車労働組合からのメッセージが読み上げられました。
大会では齋藤委員長が渾身の力を込めて議案の提起を行いました。冒頭で、3月24日の郵政労働者職場交流会で、「働けど生活は悪くなるばかり、低賃金と過重労働で結婚することも出来ない」と非正規の現実が語られ、正規と非正規、解雇者と職場で闘う組合員との団結が勝ち取られたことを確認し、郵政非正規ユニオンの8年間の激闘の総括を行いました。
郵政当局の8年間に及ぶ徹底した組合潰しによって組合員は職場を奪われ、生活のためにバラバラになっているが、「非正規社員だからといって物のように扱われ切り捨てられるあり方を、終わらせる」という揺らぐことのない強固な団結が勝ち取られ、あたらしい仲間が結集していることを総括しました。
そして、2年ぶりの大会となった理由は、戦後労働運動の限界性のなかで、正規と非正規の団結が形成できなかったことや、職場の分断攻撃である解雇へ反撃をめぐる路線の不一致があったことが率直に語られました。そして今大会に踏み切れた理由は、全逓部会との討論の中で「実践なくして一致無し、闘いなくして団結なし、団結なくして勝利無し」の方針を確立できたことであることを明らかにしました。
また郵政非正規ユニオンの存在意義について、労働者をボロ切れのように酷使し膨大な利益を手にしてきた資本と闘い、労働者の命と雇用を闘い取ってきたのは、労働組合の力であること、ユニオンは2300万の非正規労働者の先駆けとしての存在意義をしっかりと確認し、ユニオンの強化・拡大を実現しようと訴えました。
最後に当面の方針として、郵政非正規ユニオン一千人建設へむけ、齋藤委員長・奥野組合員の解雇撤回の署名運動のさらなる前進を勝ち取り、非正規の時間給の大幅アップ、職場の増員要求を最重要課題として取り組むことが提起されました。また、天皇即位式をぶっつけてきた安倍政権の労働組合破壊攻撃に断固反対し、5・1メーデーに郵政非正規ユニオンは総決起しようと訴えられました。
討論では、東京各郵便局の闘いとして晴海局・奥野組合員の解雇撤回闘争と郵政非正規ユニオン杉並分会の各職場の闘いが語られ、この間の職場の闘いで、「職場は明るくなった」「仕事がしやすくなった」等の声が職場仲間から出ていることが報告されました。現場の労働者の発言を全体で確認し、全議案は満場の拍手で採択され、大会後の交流会では熱い交流が行われました。
齋藤委員長を始め12名の組合員の解雇を撤回せよ!
2011年齋藤委員長はじめ、東京多摩局ゆうパック課19名全員が雇い止め解雇されました。理由は、ゆうパックと日通・ペリカン便の合併破産の1000億円の赤字の解消ということです。経営陣は一切責任を取らずに、11年10月に全国で4万人以上の非正規社員を雇い止め解雇にしたのです。ところが東京多摩局は、全国に先駆け11年6月に大量の雇い止め解雇を強行しました。それは、11年3月から郵政非正規ユニオン結成の闘いが始まり、この闘いが11月4万人の雇い止め解雇攻撃と結びつくことを恐れた日本郵政が、6月大量解雇を行ったのです。齋藤委員長始め12名の組合員は職場は奪われましたが、現在も闘い続けています。昨年4月から晴海局解雇者の奥野組合員と解雇撤回の署名を集めています。ご協力をお願いします。
非正規社員切り捨ての
日本郵便の土曜配達廃止を阻止しよう!
日本郵便は「人手不足」と「働き方改革」を理由に、土曜日を休配にし週5日配達にすることを表明しました。今国会への郵便法改悪案の上程は断念しましたが、今秋の臨時国会に提案し、来年の4月実施を行おうとしています。
現行6日配達制度を具体的には5日制にし土曜日を休配にするということです。これにより土曜日に出勤している5万5000人の内約4万7000人と深夜郵便区分け社員8700人の内5600人が過剰になると発表しています。
JP労組は、日本郵政のいうがままで全く闘わないどころか、会社の言いなりになって土曜休配を容認しています。
郵便法改正絶対反対!非正規社員の人員削減は絶対に認めない!。団結して闘おう。
ニュースへのリンク
職場からつくりあげよう!
「非正規は哀れな存在ではない。社会変革の主体だ」と声高に齋藤裕介委員長が訴えました。
4月28日に東京・秋葉原で郵政非正規ユニオン第7回定期大会が熱気あふれる中で勝ち取られ、新たな闘いに進むことが決まりました。
大会は冒頭、東京労働組合交流センター山口弘宣代表、銀座局の全逓労働者部会の仲間などからの連帯挨拶があり、国鉄千葉動力車労働組合からのメッセージが読み上げられました。
大会では齋藤委員長が渾身の力を込めて議案の提起を行いました。冒頭で、3月24日の郵政労働者職場交流会で、「働けど生活は悪くなるばかり、低賃金と過重労働で結婚することも出来ない」と非正規の現実が語られ、正規と非正規、解雇者と職場で闘う組合員との団結が勝ち取られたことを確認し、郵政非正規ユニオンの8年間の激闘の総括を行いました。
郵政当局の8年間に及ぶ徹底した組合潰しによって組合員は職場を奪われ、生活のためにバラバラになっているが、「非正規社員だからといって物のように扱われ切り捨てられるあり方を、終わらせる」という揺らぐことのない強固な団結が勝ち取られ、あたらしい仲間が結集していることを総括しました。
そして、2年ぶりの大会となった理由は、戦後労働運動の限界性のなかで、正規と非正規の団結が形成できなかったことや、職場の分断攻撃である解雇へ反撃をめぐる路線の不一致があったことが率直に語られました。そして今大会に踏み切れた理由は、全逓部会との討論の中で「実践なくして一致無し、闘いなくして団結なし、団結なくして勝利無し」の方針を確立できたことであることを明らかにしました。
また郵政非正規ユニオンの存在意義について、労働者をボロ切れのように酷使し膨大な利益を手にしてきた資本と闘い、労働者の命と雇用を闘い取ってきたのは、労働組合の力であること、ユニオンは2300万の非正規労働者の先駆けとしての存在意義をしっかりと確認し、ユニオンの強化・拡大を実現しようと訴えました。
最後に当面の方針として、郵政非正規ユニオン一千人建設へむけ、齋藤委員長・奥野組合員の解雇撤回の署名運動のさらなる前進を勝ち取り、非正規の時間給の大幅アップ、職場の増員要求を最重要課題として取り組むことが提起されました。また、天皇即位式をぶっつけてきた安倍政権の労働組合破壊攻撃に断固反対し、5・1メーデーに郵政非正規ユニオンは総決起しようと訴えられました。
討論では、東京各郵便局の闘いとして晴海局・奥野組合員の解雇撤回闘争と郵政非正規ユニオン杉並分会の各職場の闘いが語られ、この間の職場の闘いで、「職場は明るくなった」「仕事がしやすくなった」等の声が職場仲間から出ていることが報告されました。現場の労働者の発言を全体で確認し、全議案は満場の拍手で採択され、大会後の交流会では熱い交流が行われました。
齋藤委員長を始め12名の組合員の解雇を撤回せよ!
2011年齋藤委員長はじめ、東京多摩局ゆうパック課19名全員が雇い止め解雇されました。理由は、ゆうパックと日通・ペリカン便の合併破産の1000億円の赤字の解消ということです。経営陣は一切責任を取らずに、11年10月に全国で4万人以上の非正規社員を雇い止め解雇にしたのです。ところが東京多摩局は、全国に先駆け11年6月に大量の雇い止め解雇を強行しました。それは、11年3月から郵政非正規ユニオン結成の闘いが始まり、この闘いが11月4万人の雇い止め解雇攻撃と結びつくことを恐れた日本郵政が、6月大量解雇を行ったのです。齋藤委員長始め12名の組合員は職場は奪われましたが、現在も闘い続けています。昨年4月から晴海局解雇者の奥野組合員と解雇撤回の署名を集めています。ご協力をお願いします。
非正規社員切り捨ての
日本郵便の土曜配達廃止を阻止しよう!
日本郵便は「人手不足」と「働き方改革」を理由に、土曜日を休配にし週5日配達にすることを表明しました。今国会への郵便法改悪案の上程は断念しましたが、今秋の臨時国会に提案し、来年の4月実施を行おうとしています。
現行6日配達制度を具体的には5日制にし土曜日を休配にするということです。これにより土曜日に出勤している5万5000人の内約4万7000人と深夜郵便区分け社員8700人の内5600人が過剰になると発表しています。
JP労組は、日本郵政のいうがままで全く闘わないどころか、会社の言いなりになって土曜休配を容認しています。
郵便法改正絶対反対!非正規社員の人員削減は絶対に認めない!。団結して闘おう。
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