改憲・戦争阻止!大行進事務局ニュース No.9

 

7・5首都圏代表者会議報告

 7月5日に開催した首都圏代表者会議は、高山俊吉弁護士、福島尚文さん、森川文人弁護士をはじめ、東京、千葉、神奈川などから参加を得て、7・23を中心にした方針を議論し確認しました。各地から大結集ヘ向けた宣伝・組織化に取り組む決意が述べられました。

※次回は8月23日(月)です。


 事務局から、①「五輪は中止!  菅たおそう!」の鮮明な訴えで怒りと結びついた6・6新宿大行進、②立憲民主党の歴史的裏切り(「野党共闘」を叫びそれを支える日本共産党)による翼賛国会と対決し改憲国民投票法・土地規制法絶対反対で闘い抜いた国会行動、③動労千葉の職場代表選での画期的勝利や組織拡大を先頭に新自由主義と対決する労働運動の展望を示した7・3-4国鉄全国集会をはじめ、前回会議以降の闘いの前進を確認し、7・23渋谷デモの方針を提起しました。
  7・23は、4月日米首脳会談、6月G7サミットで激化する対中国の侵略戦争情勢の中で全面的に激化する改憲・戦争の攻撃と対決する決戦です。コロナ下でのなりふり構わぬ五輪強行の決断、医療・自治体・学校観戦動員、自衛隊8500人の「警備」動員も含めた戒厳的状態での運動つぶし。改憲・戦争国家化と一体の五輪は粉砕以外に
ありません。
  怒りは煮えたぎっています。その怒りを解き放ち、厳戒態勢を打ち破って、渋谷の街を騒然とさせるようなデモを実現し菅政権を打倒しよう。世界からの圧倒的注目の中で、日本の労働者・学生の闘いの姿を示そう。

五輪開会式粉砕!
菅たおせ!
7・23 渋谷デモ


15:00 集合
@はるのおがわコミュニティパーク
15:30 デモ出発
17:00~18:00 リレーアピール
@渋谷ハチ公前



【連絡先】千葉県千葉市中央区要町2−8  動労千葉気付  TEL.043-222-7207
東京都台東区元浅草2−4−10 五宝堂ビル5F 全国労働組合交流センター気付

ブログ: http://stop-kaiken.blog.jp/
TEL. 070-5582-2882(川添)
メール:kaikensoshi_daikoushin@yahoo.co.jp



高山俊吉弁護士の問題提起(要旨)

 今、ほとんどの人が五輪はおかしいと思っていながら、そこから先が問題で、抗議行動に立ち上がるとはなっていない。そこを何としてもつなげたいと思う。そこには怒りのマグマがある。
 鍵になるのは五輪はなにを狙っているのか、を明らかにすることだ。
 6月11日「朝日新聞」に掲載された「南西の島々  どう守るか」というインタビュー記事で元陸将番匠幸一郎は「日清戦争前夜に似た状況」と言い、その内容を「清帝国、帝政ロシア」が「東方進出をもくろむ」状況だと述べている。   
 これを、深く深くつかむ必要がある。日清戦争は日本の侵略戦争だ。日清戦争は日本の侵略ではなかったことに持って行こうとしている。これが『歴史修正主義』だ。
 さらに、朝日新聞が、「中国、ロシアによって日本の安定が脅かされ」ていて「番匠さんが説く抑止力の整備には一定の説得力がある」と書くという情勢になっている。五輪を通して戦闘的学習をしていく。立ち上がらない人たちに、われわれの問題意識を提起していくことが必要ではないか。



――――政府の国家安全保障局顧問として安全保障の最前線におられました。東アジア情勢をどう見ていますか。
 
「日清戦争前夜に似た状況にあると考えています。強大な清帝国、東方進出をもくろむ帝政ロシア、不安定な朝鮮半島、その当時と重なるようで、現状は楽観できないと思います」

「6/11朝日新聞より」



拡大する“つながり”が次々報告

 動労千葉から7・3~4集会の報告を受け、特に幕張に続いて一票差で逆転勝利した津田沼での職場代表選、木更津での組織拡大など現場の闘いの前進、そして関西生コンの武委員長求刑
8年を粉砕ようということが強調されました。
  神奈川からは7・22横浜デモ~23渋谷デモの連日闘争の決意。また、教委要請には野本三吉さんや  96  歳の鎌田さんが先頭で行動され、教委の「命の軽視」「自己責任論」を追及。教育行政の脆弱性が明らかになり、現場から立ち上がる契機になったと報告されました。三多摩からは「反五輪の会などの6・23新宿デモに参加した。独自のコールや太鼓を始めたら仲間が増え、解散地点では一緒に写真を撮り、連絡先を交換、その後「棘  2」上映会に来てくれたりと、いろいろなつながりができた」との報告。それを受けて 7・23  に向かって他団体主催の行動にもどんどん出て行こうと確認しました。   
 千葉からは木更津の住民の会の主催で開催されることになった7・10オスプレイ反対行動への結集が呼びかけられ、NAZEN  からは金曜行動の画期的な地平の報告とともに、福島圧殺の五輪への怒りが訴えられました。
  最後に森川弁護士から「去年よりコロナ感染状況は酷いのに五輪をやるという現実に、みんな自分たちとは利害が対立する何かがあると感じ始めている。「五輪に反対しているのは反日的な人たち」という安倍の暴言。私たちは日本の国家・政府に絶対反対の国際連帯の立場で闘おう。7・23渋谷デモをラディカルにやり抜こう」と呼びかけられました。


◆辺野古への南部土砂投入許さないハンスト中の具志堅さんを訪問

 辺野古新基地のための遺骨の混じった南部土砂投入に反対して県庁前・平和祈念公園で5日間のハンストを決行した具志堅隆松さんを大行進事務局として激励・訪問しました。
(6月21日)。辺野古新基 地、南西諸島の核ミサイル基地化、「第2の沖縄戦」を許さない。
 沖縄闘争-反基地闘争の取り組みを強化しよう。

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