たたかう仲間のデッチ上げ逮捕  許さない!

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戦争法反対デモ 障害者解放運動
たたかう仲間のデッチ上げ逮捕  許さない!
直ちに釈放を

 安倍政権のもとで、公安警察が本当に許せない弾圧をおこなっています。
 6月1日に、練馬区の障害者就労支援事業所「オープンスペース街」と職員の自宅などに、公安警察が突如家宅捜索し、事業所運営に必要な物品を根こそぎ押収していきました。
 それから2ヶ月近くたった7月27日、公安警察は「街」の職員2名を「詐欺」容疑でいきなり拉致同然に逮捕・連行しました。わざわざテレビ局を連れてきて見せしめのように連行の様子を撮らせて繰り返し放送させたのです。
 これは公安警察による、戦争反対の声をあげた障害者と作業所つぶしです。公安一課は不当弾圧をやめ、今すぐ無実の2人の女性を返せ!
 
作業所「 詐欺」 容疑でなぜ公安が

 マスコミは警察発表そのままに「就労支援の給付金16万円をだまし取り」「過激派の資金源に」と宣伝しています。冗談ではありません!
 「街」は都や区から定期的に監査を受け、これまで何ら問題の指摘も受けていません。行政の要請もないのに、畑違いで作業所の現場も知らない公安警察がいきなり介入してきたこと自体、弾圧のための弾圧です。実際には、警察が直接利用者を脅迫して回って「詐欺」をデッチ上げたのです!

腸閉塞と気管支炎、 不整脈の女性を長時間の取り調べ! 即時釈放を

 逮捕された女性Aさんは、大腸がんの予後で何度も腸閉塞を繰り返しており、午前中通院して帰ったところを不当逮捕。しかも体調が悪く連行途中に要求して病院で受診させたところ、熱があり「気管支炎の疑い」の診断でした。
 もう一人の女性Bさんは、心臓の頻脈性不整脈があり、何度か病院に運ばれています。
 それを警察署に拘束した上、朝・昼・晩と一日8時間もの「取り調べ」を強制しています。その内容は「作業所が障害者をだましてデモや集会に連れて行っているのが詐欺だ」なる転向強要。障害者が反戦運動に立ち上がることと作業所そのものへの憎悪をむき出しにして潰そうとする許し難いものです。戦争法反対・安倍倒せのうねりを拡大するなかでの政治弾圧です。
 東京地裁は直ちに釈放決定を出せ! 完全黙秘でたたかう2人の支援にご協力ください。

「オープンスペース街」 救援会
東京都練馬区関町北 4-2-11「オープンスペース街」
tel.03-6914-0487  fax 03-3928-1378
メール tokyohokubu-matikyuuenkai@yahoo.co.jp
HP、FB→【「オープンスペース街」を守る賛同署名】で検索




戦争国会と一体の障害者運動潰し許すな

作業所潰し・社会保障解体の攻撃


 今回の弾圧は、安倍政権がおこなっている戦争法の強行採決と一体の、作業所と社会保障そのものの全面解体の大攻撃です。
 新国立競技場建設で 2500 億円のぼろ儲けをやろうとした連中を野放しにして、まじめに必死で作業所を守り運営してきた労働者をでっち上げで逮捕するなんて、本当に許せません。
 障害者の作業所などの福祉施策は、本来は当事者と地域住民、そして現場の公務員労働者が手を携えて創り上げてきた歴史的な獲得物です。ところが自立支援法のもとで、作業所は資本にとって都合がいい超安価な労働市場へと再編・淘汰されてきてしまっています。良心的に運営しようと思っても、膨大で煩雑な請求業務と補助金に縛られる…。
 あげくに、公的福祉を切り捨てるためには「だまし取った」とデッチ上げてでも弾圧し、キャンペーンする。安倍政権の意を受けた社会保障の全面解体を許してはいけません!
 新自由主義とアベノミクスの全面破綻のなかで、社会保障を全面解体しようとこんなムチャクチャな弾圧をせざるをえない公安警察の姿こそ、安倍戦争政治の正体です。
 今回の作業所・ユニオン弾圧に対して、「不当捜索と不当逮捕を許さず、『街』を守る」署名がたくさん集まっています。この弾圧をはねかえすことは、戦争法を阻止し、安倍政権をさらに追いつめます。
 2人の仲間は完全黙秘でたたかい、作業所「街」は、3人の職員のうち2人が奪われながら、地域の仲間が駆けつけて毎日運営し続けています。弾圧をはね返し、2人を奪い返すための署名にぜひご協力ください。
 また、不当弾圧救援カンパにご協力をよろしくお願いします!




障害者運動と作業所を敵視し潰そうとする公安警察

●家宅捜索と同時に利用者宅を個別訪問して回り、 「『街』 にかかわるな」 と脅し。
 「『街』 の皆はしゃべってるぞ」 とウソを言って調書を取ろうとした。 人間不信をあおられ、 具合が悪くなってしまった利用者もいる。
 障害者の生きる場である作業所を、 障害者自身を先兵に仕立てて潰そうとする。 卑劣なやり口!
●取り調べでは 「作業所が反戦集会の勧誘の場になっているのが気に入らない」 「(障害者の) 息子が一人で立って待っていたぞ。 反戦活動なんてやめろ」 と、 作業所つぶし・反戦運動つぶしが目的であることを自認して露骨な脅し。
●作業所の担当である練馬区の障害者施策推進課に 「不当弾圧に加担しないように」 と申し入れに行ったところ、 捜索 ・ 取り調べをしている張本人の公安警察数人が庁舎の中にまで入り込み、付きまとい妨害。

 絶対に許すことはできません! 




★2人の釈放を求める署名にご協力ください

★激励のメッセージをお寄せください
●激励先
「オープンスペース街」
〒177-0051 東京都練馬区
関町北4-2-11
FAX 03-3928-1378
メール tokyohokubu-matikyuuenkai@yahoo.co.jp

★救援のカンパをお願いします
 三井住友銀行 武蔵関支店 口座番号 6846393
 一般合同労働組合 東京北部ユニオン

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