多摩連帯ユニオンNEWS(JR版) 第11号 2015年11月11日

https://drive.google.com/file/d/0B2HgPUAlbi38VzlSUVhNejBnWVU/view?usp=sharing


11・1全国労働者集会
動労千葉のストライキ報告
外注化=非正規化許さず

 日比谷野外音楽堂で開催された11・1全国労働者総決起集会での動労千葉・動労水戸からのストライキ報告を掲載します。

仕事と出向者をJRに戻せ

動労千葉幕張支部長山田護さん
 動労千葉は10月1日から2日の朝9時まで、検修構内運転業務外注化の撤回とすべての出向者、CTS(千葉鉄道サービス)プロパーの仲間を仕事と一緒にJRに取り戻すことを要求してストライキを貫徹しました。
 JRは3年前に検修業務の外注化を強行し、多数の組合員がCTSへ強制出向させられました。会社は出向期限の3年を過ぎたにもかかわらず出向延長を命じました。CTSで独立して業務をやる体制ができていません。外注化の失敗を労働者に押し付けるな。仕事と出向者全員を直ちにJRに戻せ。
 そんな中、JR千葉支社は支部青年部員に対して出向解除の通知を強行しました。JRに戻っても構内運転の仕事はありません。さらに泊まり勤務から日勤に変えて賃金を下げ、生活まで破壊する攻撃です。絶対に許すことができません。3年前はいやだというのに強制出向に出し、今度は仕事を奪ってJRに戻す。若い人の人生をもてあそぶな。
 われわれは約15年、外注化に反対し遅らせてきました。その闘いの中から約30名が動労千葉に加入してくれました。今後も外注化を止め、JRに関係する業務と労働者を直営直接雇用に戻すために全力で闘います。

CTSの仲間が続々と加入

動労千葉木更津支部長山中茂男さん
 この5月に8名の仲間がCTSより動労千葉に加入してくれました。
 3年前、木更津支部でも派出検査の外注化が実施され4名の組合員が強制出向されました。JR、CTSを貫く外注化阻止の闘いをとおして、CTSで働く条件が本当に過酷であることが分かりました。
 13年3月から始まった久留里線のワンマン運転反対の闘い、本年3月の内房線の特急列車の廃止・削減反対闘争では地域を巻き込んだ闘いを展開しました。多くの共感を得ています。
 11月1日付でさらに1人の仲間が動労千葉に加入してくれました。心強いことだと思います。

運転区廃止に反対してスト

動労千葉千葉運転区支部長高澤成夫さん

 昨日、43年の歴史のある自分の職場が廃止され、千葉運輸区になることに反対してストライキに立ち上がりました。この間、会社が行ってきた運輸区化は、動労千葉の拠点職場を廃止して強制配転で組合員をばらばらにする露骨な組織破壊攻撃だからです。
 現在、駅の委託、外注化がすさまじい規模で行われています。特急列車の削減・廃止、ローカル線切り捨ても露骨に行われています。乗務員の勤務も効率化が叫ばれ、きつくなることが予想されます。これに闘わなければさらにひどくなると思います。これからも闘います。

ライフサイクルは絶対阻止

動労水戸委員長石井真一さん
 強制出向から3年、そして10月1日付でまた3年出向延長するという発令に対し、動労水戸は9月28日、断固として21名がストライキに立ちました。MTS(水戸鉄道サービス)は独自で仕事をすることがまったくできません。勝田では仕業検査をやっている人たちは6カ月の交番検査の見習いしかやっていない。これでは電車の修理はできません。運転士になった人は防護無線が鳴っただけであたふたしている。外注化は鉄道の安全を投げ捨てるものです。
 JR東日本は駅の外注化を加速度的に進めています。それとリンクして運転士を駅に行かせるライフサイクルの攻撃が行われています。動労水戸の會澤君を今年暮れから来年にかけてライフサイクルで駅に出そうという攻撃を絶対粉砕します。
 JRの組合破壊と新自由主義を推し進める政策を、動労総連合を全国につくって粉砕します。

ゼネスト闘える労働組合をつくろう
10・31ストライキで
JR千葉支社抗議闘争に決起

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